深夜の出来事
2009-11-12


涼しくって気持ち良かったし、明日は雨だって言うから、HALに運動させようと思って23:00頃からチャリでタヌキ村に行った。

最近のHALの散歩はと〜ちゃんのメタボ撲滅も兼ねてるんで、チャリでタヌキ村まで行って、その後歩いて園内を一周することが多い。
結構良い運動になるんだよ。(ナルヨウナキガスル、ヤセナイケド)

チャリをいつもの環八側のところに停めて、ズンズン歩いてファミリーパークに入ってくと、ちょっと遠くの方に赤い服を着た人影がいた。 遠いし暗いし良く見えないけど、足元の辺りで何か走ってる気配がする。

HALが行っちゃっても、向こうから寄って来られても困るんで、足早に周回コースに向かった。
もうちょっとでぐるっと一周回り切るちょい手前で、前から赤いダウンを着た女性が柴犬のリードを引っ張ってやって来た。

HALを呼び寄せてリードを繋ぎ「コンバンワ〜」とすれ違おうとすると、かなり慌てた様子で「茶色い雑種の犬見かけませんでしたか?」と聞かれた。
さてはさっきの赤い服の人だなと思いながら、「いえ〜見ませんでしたけど」と答えてすれ違った。

呼びの聞かない子放しちダメだよなぁ〜って気はしたけど、こんな夜中にこんなだだっ広い公園で犬を探すの大変だよと思って、懐中電灯で回りを探しながらチャリまで戻る途中、向こうの藪の中を横切る影を発見!

慌てて駆け寄ると、ポメラニアンを二回りくらい大きくしたような茶色いワンコがノーリードで歩いてた。近くに人影も無いし、このワンコに違いない。
でも近づいてオイデって言っても、警戒して寄って来ないから捕まえらんないし、トコトコ歩いてるだけであんまり遠くへ行かなそうだったんで、一旦飼い主を探す事にした。

すれ違った場所と歩いてきた方向から居そうな場所を考えて全速力で探し回って、HALもと〜ちゃんのただならな様子にテンションが上がったのか、近頃珍しく全力疾走でチャリと一緒に走ってくれた。

ところが、走っても走っても飼い主は見つからず、HALもへばって来たし、大部時間が経っちゃってワンコが動いちゃってても困るんで、場所を確認しに戻った。

ワンコがなかなか見つからなくって焦ったけど、さっきの場所から大部東名の方に寄った場所でついに発見。
今度はちょっと離れた場所でHALを自転車に繋いで、一人でワンコの側に寄ってったんだけど、やっぱり警戒して寄って来ない。せめて名前くらい聞いとけば良かったなぁと反省。

追いかけると逃げてどんどん東名側の車道の方に行っちゃうんで、大回りして東名側から追い込んで、なんとか道路から離れた場所まで誘導した。

何時までもこんなことやってられないので再度飼い主を探しに行くと、途中の十字路のところでどっちに行こうか決めかねて考えてるとこだった。

「いましたよぉ〜、こっちです」と案内すると全力疾走で付いて来て、「○○〜どこ行ってたのぉ〜」と涙のご対面。

あんな真っ暗なだだっ広い公園で一時間近くも探し回ってたら、そりゃ泣きそうになるワな。 しかももう一頭ワンコ連れてサ。

家に帰ったら、もう01:00をとっくに過ぎてたけど、結果的に飼い主さんがワンコと会えたんでそこはかと無い満足が有った。ホントに良かったなぁ。

足を拭いて家に上がったHALは水をガブ飲みした後、ベッドの上にド〜んと上がって爆睡してた。

今日はHALも良く走ったよねぇ〜偉かった偉かった。
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