夏休みD
2009-08-30


薄暗くなりつつある山陰の海岸線を一路但馬に向かって走る。

今日は但馬楽座と言う道の駅で温泉に入って、そっから行けるとこまで白川郷に向かって走って寝る予定。

天気のせいか、太平洋側や瀬戸内海側と違ってなんとなく海がどんよりくらい感じ。昔日本海側の事を裏日本なんて 言ってたけど、雰囲気は分かるなぁ。(故郷が日本海側のみなさんゴメンナサイ)

我が家の老いぼれナビ君と実際の道路が微妙に違う国道9号線は、部分的に無料の自動車専用道路になってて、 きっと将来全部つながったら有料道路になるんだろうな。でもそん時は民主党が政権を取ってて全部無料になってるかなぁ。

などと思いながら、おんなじ景色の中をタンタンと走る。大型風車のようなの風力発電機がやたらと目に付く。

鳥取砂丘の手前で眠気がピークになり、大栄と言う道の駅に止めて爆睡。

か〜ちゃんはと〜ちゃんが寝ている間にHALを海岸の方で遊ばせてたらしい。 起きると、か〜ちゃんが「ここってコナンの原作者の故郷みたいだヨ。記念館みたいのがあったよ」と言うので顔を洗いがてら 見に行ったら、「名探偵コナンの里 青山剛昌ふるさと館」なるものがあった。

ちょっと暗くなって来たけど、鳥取砂丘をちょっとでも見ようと走り出したが、途中でまたもやナビと現実が食い違い、 ナビ君の示す道はドンドン山の方に入って行く。そのうちあたりは真っ暗になり、砂丘見物は断念した。

そのまま但馬楽座と言う道の駅にいって閉店ぎりぎりに温泉に入ったけど、ここは湯船の種類も少なく、タオルも 自販機で買う方式であんまりぱっとしなかった。でもか〜ちゃんが上がって来るまでの間と〜ちゃんはマッサージチェアに かかり、涎をたらして極楽を彷徨ってた。

知ってる?最近のマッサージチェアはふくらはぎとかも揉んでくれるんだヨ。たった\200で首や肩や背中もほぐしてもらって リフレッシュできたけど、気持ち良すぎてちょっと眠くなった。

ここ回りも車がビュンビュン通って煩いし、寝るにもあんまり良いとこじゃなかったんで、そのまま白川郷目指して出発。

眠いのをうんと我慢して真っ暗な道をひたすら走り、明るくなるちよっと前くらいに道の駅白川郷に到着。ここまで来ちゃえば 後は目と鼻の先で、翌日の移動の心配も無いのでゆっくり爆睡した。

翌朝は山の冷たい空気の中で元気良く起床。コーヒー沸かしたり顔洗ったり支度して、白川郷に07:30くらいに着くと もう結構観光客が歩いていた。世界遺産おそるべし!

世界遺産になってるくらいだから厳重に保存されているかと思ったら、合掌造りの家々はごく普通にアチコチに点在していて 実際に人が住んで生活している家だったり、喫茶店だったり、お土産やさんだったり、郵便局だったり、普通の山村の 家が半分くらい合掌造りになっているって感じだった。

家が合掌造りだってのを除けば、と〜ちゃんが子供の頃の山村の景色そのままだった。

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車を停めた、村のメインストリート沿いの一軒。これは三階建てだけど、五階建てのもあった。

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同じく村の中のちょっとわき道に三棟固まって建っている合掌造り。こんな風にあちこちに点在している。

僕らは早く着いて村の中の一般の家の庭みたいな駐車場に車を止めたけど、夏休みや週末などの混雑時は9:00から16:00まで村内は 一般車両は通行止めになるらしく、バスや観光客は村に沿って流れる庄川を渡ったところにある駐車場に停めていた。

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後ろの森の中に見える家々が合掌造り民家園。合掌造りの構造模型や保存されている資料館、水車小屋やなんかもある。

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